INTRODUCTIONイントロダクション

この恋の先に、踏み出す勇気をみつけた -

夢を失くした女性と、夢を追いかけるベトナム人の青年が、運命に導かれるように出逢い、自然に惹かれ合い、そして国境を超えて愛を貫く姿を描いたヒューマン・ラブストーリー。感動の実話をベースに生み出された本作は、愛する人を失った痛みや人生にもたらされる福音を繊細なタッチで描き出している。

心に影を落とすヒロイン・愛美を演じるのは、『高校デビュー』で主演を飾り、『雨にゆれる女』『TANIZAKI TRIBUTE/悪魔』など話題作に多数出演する大野いと。本作では、儚さとひたむきに未来へ踏み出そうとする力強さをあわせ持つ愛美を見事に演じきっている。愛美に恋心を抱くベトナム人・コアには、スティーブン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』の準主役をオーディションで勝ち取った新星・森崎ウィン。ダンスボーカルユニットPrizmaXのメンバーとしても活躍中で、国内のみならず海外でも人気急上昇中の存在だ。監督は沖縄出身在住でCMや短編映画等を手がけ、本作が堂々の長編映画デビューとなる牧野裕二。 全編沖縄とベトナムで撮影された美しい景色が2人の紡ぐ恋模様を優しく包み込み、観た後に大切な誰かに会いたくなる、傑作純愛映画の誕生です!

STORYストーリー

2007年・秋。東京を離れ、沖縄で暮らす病気の叔母のもとへ住まいを移した愛美。ベトナム人の青年・コアは展望デッキで見知らぬ家族を見つめる彼女を見つけ、ふと足を止める。

就職した旅行代理店での仕事が始まり、愛美は先輩の恵子と共にIT企業アザナに向かう。そこには社長の平良、研修生で台湾人のヤン、そしてコアが居た。恵子の誘いで愛美はアザナの3人と居酒屋で再会する。「ベトナムの町や人をもっと豊かにしたい」と語るコアに夢を聞かれた愛美は「子供の頃の思い出のクジラのブリーチをもう一度見たい」と話す。帰りにコアたちに送ってもらった愛美は、コアから「ベトナムの誕生日は、自分が生まれたことを自分が一番感謝し、その感謝を大切な人に伝える儀式」と聞く。顔が曇る愛美。実は愛美の誕生日は、母を失った阪神淡路大震災の日なのだ。

後日、「アザナ」から旅行ツアーを申し込まれる。行き先は愛美の話を聞いてコアが希望した座間味島のホエールウォッチングに決まる。宿泊先は愛美が12年前母と泊まった民宿だった。
母と行った思い出の海へコアと一緒に向かった愛美は「素敵な未来が待ってるよ」という母の言葉を思い出す。コアは「過去は変えられないけど、未来は自分の手で変える事ができる」と話す。その夜2人で星空を見ながら、愛美の母のこと、震災で思い出の品も全て失ってしまったことを知る。
次第に愛美は純朴でストレートなコアの優しさに惹かれて行く。

翌年、ベトナムに最終面接で一時帰国するコアに「僕のふるさとを見て欲しい」誘われる愛美。迷った末、一緒にベトナムへ行く事を決意し、反対する叔母に「自分を変えたい」と告げる。
ベトナムでコアに案内され、ダナン、ホイアンを訪れる愛美。そして彼の友人たちに誕生日パーティーを開かれた愛美は、少しずつ人生の希望を見出していく。

しかし沖縄に戻ってすぐ、コアは、通りがかった女性を追いかけ走り去り、彼女を抱きしめる。
その姿を見てショックを受けた愛美は、再び母との思い出の座間味島へ向かうのだった



PROFILEプロフィール

大野いと(木元愛美 役)

1995年生まれ、福岡県出身。ティーンズファッション誌「Seventeen」の専属モデルとして活動を開始。『高校デビュー』(11/英勉監督)で映画デビューにして主演を飾る。以降、『愛と誠』(12/三池崇史監督)、『愛を歌うより俺に溺れろ!』(12/福山桜子)、『ツナグ』(12/平川雄一朗監督)、『偉大なる、しゅららぼん』(14/水落豊監督)、『ライヴ』(14/井口昇監督)、『天の茶助』(15/SABU監督)、『忘れ雪』(15/ハン・サンヒ監督)、『雨にゆれる女』(16/半野喜弘監督)、『兄に愛されすぎて困ってます』(17/河合勇人監督)など、話題作に多数出演。近年は舞台出演にも活躍の場を広げ、「ライ王のテラス」(16/宮本亜門演出)、「春のめざめ」(17/白井晃演出)など注目を集め続けている。今年公開作に『TANIZAKI TRIBUTE/悪魔』(藤井道人監督)がある。

森崎ウィン(グエン・コア 役)

1990年生まれ、ミャンマー出身。小学校4年生の時に日本へ渡る。2008年よりダンスボーカルユニット「PrizmaX」に加入し、メインボーカルとして活躍中。また俳優としても『ごくせん THE MOVIE』(09/佐藤東弥監督)で映画デビュー。その後、『パレード』(10/行定勲監督)、『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』(10/猪股隆一監督)、『天国からのエール』(熊澤誓人監督)、『闇金ウシジマくん』(12/山口雅俊監督)、『鬼談百景 / 追い越し』(16/中村義洋監督)などに出演。2014年には『シェリー』(笠原正夫監督)で映画初主演を務める。今年、ミャンマーでは日麺共同制作映画『My Country My Home』(チー・ピュー・シン監督)に出演、そのスピンオフであるドラマ版『My Dream My Life』(雑賀俊朗監督)では主演を務めるなど、母国で大ブレイクを果たした。また今年公開のスティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』のオーディションで準主役に抜擢され、ハリウッド・デビューを果たし、ますます注目度を高めている。

主題歌 – ReN (「Umbrella」)

1994年生まれ、東京都出身。10代で単身イギリスに渡り、UKカルチャーに影響を受ける。帰国後、20才から本格的な音楽活動を開始。2015年に1年で102本のライブを行う「百戦錬蓮磨」を達成。また、同年「FUJI ROCK FESTIVAL’15」にも出演。ループステーションを駆使したパフォーマンスで注目を集める。2016年に1st Album「Lights」をリリースし、iTunesオルタナティブ部門で1位を獲得。翌2017年、2nd Album「LIFE SAVER」をリリース。Space Shower TVの「New Force 2017」に選ばれ、自身初の全国13箇所で行われたワンマンツアーは2か月前にSold Outするなど、今最も期待されるアーティストの1人。本作の主題歌「Umbrella」は「LIFE SAVER」に収録されている。

監督:牧野裕二

1979年、沖縄県那覇市生まれ。大学卒業後、東京都内の映像制作会社にて短編映画や広告映像、ミュージックビデオ、音楽番組等の映像制作に携わる。2007年に帰沖後、沖縄県内の映像制作会社を経て、2013年に牧野映像事務所を設立。以降、沖縄県内外、ジャンルを問わず様々な映像作品の演出を手懸ける。

脚本:嶋田うれ葉

東京都出身。テレビドラマの脚本・シリーズ構成を数多く担当。過去作に『行列のできる恋愛裁判所』シリーズ(OV/09)、『ムッシュ!』(TBS/13)、『隠蔽捜査』(TBS/14)、『アラサーちゃん 無修正』(TX/14)、『青春探偵ハルヤ~大人の悪を許さない!~』(NTV/15)、『こえ恋』(TX/16)、『ぼくは愛を証明しようと思う。』(ANB/17)、『全力疾走』(NHK BSプレミアム/17)等。

撮影監督:今井孝博

日本を代表する撮影監督の1人として、多くの映画の撮影を手がける。主な作品に『東京プレイボーイクラブ』(11)、『おとぎ話みたい』(13)、『共喰い』(13)、『凶悪』(13)、『ピンクとグレー』(15)、『日本で一番悪い奴ら』(16)、『22年目の告白-私が殺人犯です−』(17)など。

LOCATION&KEYWORDロケ地とキーワード

01座間味島

那覇市の西方約40㎞2の慶良間諸島のほぼ中央に位置する。座間味村の主たる島であり、村役場も置かれている。古座間味ビーチや阿真ビーチなど美しい海を求めて、日本国内外から多くの観光客がこの島を訪ねる。また、島内の山や岬にある展望台からの眺望も美しい。太平洋戦争の沖縄戦ではアメリカ軍が最初に上陸した島となるなど、激戦地の一つとなった。

02ホエールウォッチング

鯨類やイルカ類を、自然の中で観察するという観光の一種。野鳥観察などと類似した趣味のひとつであり、また単に趣味というだけではなく、自然観察などの理科教育、環境教育の一環という位置づけも持つ。もっぱらイルカを目的とする場合には、イルカウォッチングと呼ぶ場合もある。

03クジラのブリーチ

クジラのブリーチ(ブリーチング)とは、鯨のジャンプのこと。座間味島では、毎年1月から3月末まで、ザトウクジラが近くの海にやって来て豪快なパフォーマンスを見せてくれ、ホエールウォッチングの絶好のポイントとして、多くの観光客に親しまれている。

04ベトナム

正式名称はベトナム社会主義共和国。東南アジアのインドシナ半島東部に位置する社会主義共和制国家。首都はハノイ。ASEAN加盟国、通貨はドン、人口9,250万人(2014年末)。 国土は南北に細長く、北は中華人民共和国、西はラオス、南西はカンボジアと国境を接する。東は南シナ海に面し、フィリピンと相対する。

05ダナン

ベトナム中部の中央直轄市。ベトナムの主要な港湾都市である。行政的には7区に分かれる。仏領インドシナ時代にはトゥーランと呼ばれ、中国語では峴港と呼ばれる。ダナン市には、空港・港湾・倉庫・銀行・工場などが次々に建設され、大規模な産業都市に発展する。

06ホイアン

ベトナム中部クアンナム省の都市であり、ダナン市の南方30キロ、トゥボン川の河口に位置する古い港町である。人口121,716人。ヨーロッパ人にはファイフォ 、フェイフォと呼ばれたこともある。中国人街を中心に古い建築が残り、1999年(平成11年)に「ホイアンの古い町並み」としてユネスコの世界文化遺産に登録されている。

COMMENTコメント

この度は『Umbrella』を、映画『クジラの島の忘れ物』の主題歌に選んで頂きとても嬉しく思います。 この楽曲は、「もしも願いが一つだけ叶うなら 君とずっと一緒にいたい」というまっすぐな愛を伝えたく、書いた曲でした。 そんな「Umbrella」が劇中やエンディングで流れ、より一層、愛美とコアの2人の愛を彩っていくのを見た時、書き下ろしのようにはまっていて、感動しました。 人生においての葛藤や悩み、そして愛の詰まったこの作品、 1人でも多くの方に劇場で観ていただけたら幸いです。 この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。

ReN(主題歌「Umbrella」)

THEATER上映情報

北海道・東北

都道府県 劇場名 電話番号 公開日
北海道 ディノスシネマ札幌劇場 011-221-3802 上映終了
北海道 浦河大黒座 0146-22-2149 8月11日
青森県 青森松竹アムゼ 017-731-1177 10月5日
岩手県 盛岡ルミエール 019-625-7177 10月5日
宮城県 チネ・ラヴィータ 022-299-5555 6月29日
山形県 ソラリス 023-647-0647 上映終了

関東・甲信越

都道府県 劇場名 電話番号 公開日
東京都 渋谷シネパレス 03-3461-3534 上映終了
神奈川県 横浜シネマジャック&ベティ 045-243-9800 上映終了
群馬県 プレピ劇場ISESAKI 0270-75-3222 上映終了
栃木県 宇都宮ヒカリ座 028-633-4445 8月11日
茨城県 土浦セントラルシネマ 029-821-1554 上映終了
長野県 シネマポイント 026-235-8397 上映終了

中部・北陸

都道府県 劇場名 電話番号 公開日
愛知県 名古屋シネマスコーレ 052-452-6036 上映終了
愛知県 刈谷日劇 0566-23-0624 上映終了
愛知県 トヨタグランド 0565-29-1777 上映終了

近畿・中国・四国

都道府県 劇場名 電話番号 公開日
大阪府 第七藝術劇場 06-6302-2073 上映終了
大阪府 布施ラインシネマ 06-6781-1567 上映終了
兵庫県 アースシネマズ姫路 079-287-8800 上映終了
兵庫県 神戸国際松竹 078-230-3580 8月18日
岡山県 シネマ・クレール 086-231-0019 8月25日

九州・沖縄

都道府県 劇場名 電話番号 公開日
福岡県 小倉コロナシネマワールド 093-562-5672 上映終了
宮崎県 宮崎キネマ館 0985-28-1162 8月11日
沖縄県 シアタードーナツ・オキナワ 070―5401―1072 8月2日
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